夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

読書感想文

日常に潜む恐るべき事態

私が読書好きだからわからないが娘たちも小説をよく買ってくる。しかし貸してはくれない。けちだ。だからたまに親娘の間で起こってはいけない事態が起きる。知らずにダブって購入するということだ。私はあまり今時の小説は購入しないのだが、同じ県で活躍す…

ソラリスと嘘を愛する女と教団X

教団Xを読みながら描いた。だれがだれかは自分でも分からない。 しばらく小説ばかり読んでて絵書いてなかった。 この1週間で読んだ本は、 1 ソラリス スタニスワフ レム 2 嘘を愛する女 岡部えつ 3 教団X 中村文則 ソラリスは恋愛小説ではない ソラリス …

小説「1984年」に隠された(?)大どんでん返し

1984 Apple's Macintosh Commercial (HD) 行間を読め じっくり読まないと分からない 基本読んだことがある本しか紹介なり批評はしないようにしているが、やはり30年前に一度だけ読んだことがあるうる覚えどころか最後主人公がどうなったかぐらいしかわから…

ラストシーンしか覚えていなかった小説たち 

最近古〜いSFばっかり読んでるな。 最後のシーンだけ覚えている小説ががある。最後を読んだら昔読んだ事を思い出すが、別段そのシーンだけが印象深い訳ではない。なぜ最後なのかはわからないが覚えているのだから仕方がない。なぜ最後のシーンなんだろう。 J…

「動物農場」とその背景にあるものの普遍性

政治を全面に出した小説はあまり好きではない。こう言った小説は必ずと言っていいほど現在の政治情勢の揶揄だったり風刺だったり。そうすると時代を経ると共に瞬く間に陳腐化する。ブームの時はいいがブームを過ぎると誰も読まなくなる。ジョージオーウエル…